うさぎの子宮疾患

先日、うさぎさんの緊急手術がありました。
高齢のメスうさぎで、血尿が出て元気がないとくると、、、まずは子宮のトラブルを疑います。
レントゲン、超音波で確認すると、やはり子宮の写り方がおかしい・・・。
ということで、その日のうちに子宮と卵巣を摘出する手術を行いました。

今回手術をしたブルースちゃんは8歳ですが、ご家族みんなでかわいがって頂いているようで、リスクを伴う手術についてもその場で決断して頂くことができました。
様子を見ていても良くなる病気ではないので、すぐに処置に入らせて頂けたことが、結果的に命を救うことにつながります。

無事に手術を乗り切ってくれたブルースちゃんですが、犬や猫と同じように、術後は傷を舐めないようにエリザベスカラーを付けなければなりません。
通常は犬用のカラーを短く切って使用することが多いのですが、何となく味気ないなぁということで、看護師さんがオリジナルのものを手作りしてくれました。

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ラミネートフィルムを利用しての、力作です。
日頃からうさぎLOVEな看護師さんだけあって、完成度はなかなかのもの!
おかげで(?)ブルースちゃんも無事に退院できました♪

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うさぎの寿命は7~8年とされていますが、飼い方やフードが良くなったおかげで、最近は10歳以上のうさぎもたくさんいます。
ただし、女の子に関しては、避妊手術をしていない子で10歳位を超える子は少数だと言われています。
女の子うさぎの飼い主さん、若くて元気なうちの避妊手術を、ぜひご検討頂ければと思います。