よつばブログ始めました!!

よつば動物病院からのお知らせや、院長・スタッフの日々の出来事をつづっていこうと思います。
なるべく週間・・・いや隔週?くらいで更新しようと思いますので、忘れた頃にチェックして下さいね。

当院は5月6日にオープンを迎えましたが、そこからスタッフみんなで着々と病院を進化させています。
看護師さんたちが頑張ってくれて、院内には密かによつばマークが増えたり、極小の動物マスコットがカウンターに現れたりと、日に日に何かが増えているような状況です。
そんな中、先週から突如始まった、「ブラックボードでよつば通信」企画!

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モスバーガーやスタバでよく見るあれにインスピレーションを受けたスタッフが始めました。
初めは風で飛ばされたり、倒れてたりと散々な目に遭いましたが、がっちりとしたアンカーを買ってきてからはものすごい安定感です。
病院の前は犬の散歩で通る飼い主さんも多いので、ちょっとした情報提供の場になればいいなと思います。
こちらは日刊・・・は却下されたので、たぶん週刊くらいになる予定です。
病院前を通られる際は、是非ご覧下さい!

万が一風で飛ばされているのを発見した場合は、そっと病院まで戻して頂けると幸いです。

実践、セルフシャンプー講座!

よつばの湯にスタンドドライヤーが導入されたのを記念して(?)、自称よつばの看板犬、イコロをシャンプーしてみました。

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お湯で濡らす前に、まずはブラッシングで毛玉を取ります。
これをやらずにお湯をかけると、あとで毛玉がもつれて後悔することになります。
まだ若干余裕のあるイコロ。

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毛玉が取れたら、いよいよ本番です。
お湯の温度は人肌くらいで。
人間にとっての、いわゆる「いい湯加減」だと、犬の皮膚には熱すぎます!
泡立ちが悪い場合は2度洗いで、あくまで優しくマッサージするように洗います。
そろそろ事の重大さに気付いたイコロ。

セルフシャンプー001

洗いよりも、実はすすぎが重要です。
シャンプーの泡が残ったままだと、皮膚炎の原因になることも!
なので、しっかりと洗い流してあげて下さい。
乾燥肌の子には、このあとリンスを使ってあげるのも効果的です。
「助けてえぇぇぇ!!!」と絶叫しているわけではなく、あくびの瞬間を捉えられたイコロ。
緊張した自分を落ち着かせるために、わざとあくびをする、カーミングシグナルというやつですね。 続きを読む

2013年5月29日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : よつば院長

たくさんのアクセスありがとうございます!

5月17日にアクセスカウンターを設置してから、2週間で1000アクセスを突破しました!
手探りで始めたホームページですが、多くの皆様に訪問頂き、感謝感謝です。

恵庭近辺だけでなく、以前に勤務していた大阪の飼い主さんたちからも、HPに足あとを残して頂けることが、非常に励みになっています♪
退職時に頂いた素敵な小物たちも、よつばに彩りを添えてくれています!

P5300001 極小のレゴアニマル。受付けカウンターにいます。
看護師さんがかなり頑張って組み立ててくれました。
デリケートなんで、触ると骨折します!

P5300002 招き猫は、さりげなく四つ葉マークが付いている逸品。
となりの花瓶は中学・高校時代の恩師が焼いてくれました。

大阪で出会った飼い主さんたちのお気持ちに囲まれながら、恵庭でも新たなご縁に恵まれるよう、日々頑張っています。
ホームページもまだ完成形ではありませんが、皆様のお気に入りページになれるよう育てていきますので、今後ともよろしくお願いいたします!

虫歯予防週間。

明日、6月4日は虫歯の日、ということで、明日から一週間は日本歯科医師会の定める、歯と口の健康週間です。
お隣が歯医者さんということもあり、当院でも今日から6月10日まで

ペットの歯磨きキャンペーン を実施します!

実はペットには、いわゆる「虫歯」というものはほとんど存在しません。
・・・が、歯周病はものすごく多いです!
3歳以上の犬のうち、80%が歯周病を抱えているとの報告もあります。
また、犬の歯垢はわずか5日で歯石に変わってしまい、ちょっと磨いたくらいでは取れなくなってしまいます。

うちのペットのお口、かなり香ばしいんだけど・・・、と気付きつつも、歯磨きは嫌がるから無理と諦めている飼い主さんのために、少しずつ歯磨きを習慣にできるツールを揃えてお待ちしております。
まずは簡単で(お互いに)ストレスのかからない方法から始めて、徐々にステップアップしていって下さい。
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ご相談だけでのご来院でも結構ですので、お気軽にご来院下さい!
期間中にご来院のわんちゃん、猫ちゃんには、ちょっとだけプレゼントもご用意しています♪

2013年6月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : よつば院長

ラジオ出演しました。

昨日のことですが、恵庭のFM局e-niwaさんの番組に出させて頂きました!
お昼の番組の中の、ほんの10分ほどのコーナーですが、生放送!
素人のしどろもどろのコメントも、しっかり形にしてくれるあたり、スタジオ&中継の方のプロの仕事を感じました。
貴重な体験をさせてくれた、e-niwaさんに感謝です!
たまたま聴いていた方、いらっしゃいましたら、ぜひご来院時に教えて下さいね。
緊張のあまり、どんなことを話したのかあまり覚えていないもので・・・。
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マダニ寄生、増えてます!

恵庭もようやく夏の気温になり、お散歩も気持ちいい季節になりましたね。
特に恵庭や千歳は、公園や広場が多く、また少し車で走れば、ドッグランや森の中にだって行けてしまいます。
大阪から移住してきた院長にとっては、まさに天国のような散歩環境です。

ところが、その環境の良さが災いしてか、お散歩中にマダニに食いつかれてしまったワンちゃんも、多数来院しています。
よく山歩きなんかをされる飼い主さんだと、すぐにマダニと気づかれるんですが、「小さいイボができたんですー。」とご来院されるケースも半分位はあります。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA                ↑あくまでイメージです。

マダニは動物の体に付着すると、口の先端をしっかりと皮膚に食い込ませてから、何日もかけて血を吸っていきます。
一度しっかりと食いつくと、ちょっと引っ張った程度では、まず取れません。
無理に引っ張ると、頭や口先だけがちぎれて皮膚の中に残ってしまうくらい、しっかりと固定されているのです。
初めはほんの米粒にも満たないような大きさですが、血を吸ってどんどん膨らみ、最終的には小指の先くらいの大きさになります。
飼い主さんがダニに気づくのは、かなり大きくなってからのことがほとんどです。
この頃になると、ダニの唾液の中に含まれている細菌や寄生虫が、動物の体内にも入ってしまっている心配があります。
最近のトピックスとしては、ダニに噛まれたことが原因で、「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」というウイルス病に感染して亡くなられた方もいらっしゃいます。
幸い、SFTS自体は犬や猫での発症例はありませんが、この他にライム病やバベシアなどの病気に感染する可能性があります。

○動物は毛深いので、もしマダニが付いていてもなかなか発見できない。
○吸血される時間が長いと、ダニが媒介するいろいろな病気に感染する可能性がある。

このことから、「ダニが付いたら取る。」ではなく、「ダニが付かないように予防する。」ことが非常に重要だと言えます。
マダニの予防には、おやつタイプで1か月間効果が持続する予防薬が主流ですが、3か月持続するタイプやスポットタイプなど、その子に合わせていろいろな選択肢があります。
安心してお散歩を楽しむために、フィラリアだけでなくマダニの予防も、ぜひご相談下さい!

熱中症注意報!!

恵庭もいよいよ30°に達し、本格的な夏になりましたね。
ギリギリまで頑張っていましたが、ついに院内もエアコンが稼働しました。

こんな気温になると、やはり心配なのが熱中症です。
一般には気温が22℃、湿度60%を超えると熱中症のリスクは高くなると言われています。
本州と比べると暑さもマシかもしれませんが、とはいえ油断は大敵です!
車に乗せてのお出かけはもちろんのこと、お留守番中の室内も可能な限り締め切らず、風通しを良くしてあげて下さい。
それでも暑いと感じる場合は・・・、迷わずエアコンを使ってあげて下さい。
人がギリギリ耐えられるレベルの暑さは、動物たちにとっては耐えられない暑さです。
世の省エネの流れに逆行はしますが、エアコンをつけたまま出かける選択が必要な場合もあります。

そして熱中症を予防するためにもう一つ大事なのは、こまめな水分補給。
脱水は起こってからの対応ではなく、起こる前の予防が肝心です。
恵庭近辺は、お散歩も比較的長く歩くワンちゃんが多いようなので、お散歩途中にもできれば水分を与えたいところ。
当院でも、熱中症対策にお役に立てればということで、玄関横の水飲み場を、夏の間自由に使っていただけるように開放します。

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小さいですが、お皿も用意してありますので、お散歩途中の給水ポイントとして気軽にご利用下さい。

また、最近ではひんやり涼しいベストやスカーフなどの動物用熱中症対策グッズも色々と販売されています。
かわいらしいデザインの物もたくさんありますので、楽しみながら選んでみて下さい!

うさぎの子宮疾患

先日、うさぎさんの緊急手術がありました。
高齢のメスうさぎで、血尿が出て元気がないとくると、、、まずは子宮のトラブルを疑います。
レントゲン、超音波で確認すると、やはり子宮の写り方がおかしい・・・。
ということで、その日のうちに子宮と卵巣を摘出する手術を行いました。

今回手術をしたブルースちゃんは8歳ですが、ご家族みんなでかわいがって頂いているようで、リスクを伴う手術についてもその場で決断して頂くことができました。
様子を見ていても良くなる病気ではないので、すぐに処置に入らせて頂けたことが、結果的に命を救うことにつながります。

無事に手術を乗り切ってくれたブルースちゃんですが、犬や猫と同じように、術後は傷を舐めないようにエリザベスカラーを付けなければなりません。
通常は犬用のカラーを短く切って使用することが多いのですが、何となく味気ないなぁということで、看護師さんがオリジナルのものを手作りしてくれました。

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ラミネートフィルムを利用しての、力作です。
日頃からうさぎLOVEな看護師さんだけあって、完成度はなかなかのもの!
おかげで(?)ブルースちゃんも無事に退院できました♪

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うさぎの寿命は7~8年とされていますが、飼い方やフードが良くなったおかげで、最近は10歳以上のうさぎもたくさんいます。
ただし、女の子に関しては、避妊手術をしていない子で10歳位を超える子は少数だと言われています。
女の子うさぎの飼い主さん、若くて元気なうちの避妊手術を、ぜひご検討頂ければと思います。

お手入れ講習会。

昨日、当院にて開催した「お手入れ講習会」の様子です。

まずは、スライドを用いての座学から。
前座として院長が皮膚の構造と病気について、ほんの少しお話した後、トリマーさんに交代です。

お手入れ講習会001

皆さん熱心にメモを取っていただいてます。

その後、よつばの湯に移動しての実践編。

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シングルコート代表として、ホノちゃんとルルちゃんに協力してもらいました。
ものすごくものすごくいい子でした♪

このあとイコロでシャンプー実践編。
注目を浴びるのが大好きなので、とてもご満悦。
よそ行きの顔だったのが印象的です。

実践編では、スリッカーの持ち方、ドライヤーのコツなど、普段トリマーさんが用いてるテクニックを、余すところなく伝授してもらいました。
飼い主さんからの質問もたくさん頂き、とても盛り上がった講習会になりました。
ご参加頂きました皆様、ありがとうございます!!

今後も不定期にですが、お手入れ、しつけ、病気についてなど、色々な講習会を計画していますので、是非ご参加下さい!

犬のしつけ、アップデート。

大げさに言うと「行動学」、簡単言うと「犬のしつけ」について、再勉強中です。

最近出会えたドッグトレーナーさんに教えて頂いたんですが、実は犬には順位付けがないことが分かってきたそうで・・・、ご存知でしたか??
実際のところ院長は「人間が犬のリーダーになりましょう!」と、飼い主さんにお伝えし続けてきました。
ある意味で間違いではないんですが、それだけにこだわると無理が生じてくることもありますよ、という話です。
もちろん犬たちにも個性や性格がありますから、一律みんな同じしつけで良い訳ないですよね。

しつけの本

他にもトレーナーさんに色々と教えて頂く中で、こりゃあ知識のアップデートが必要だと思い知らされた次第です。
病気の予防や治療はもちろんですが、動物と楽しく暮らすためのあらゆる手助けができる動物病院を目指して、今後も努力して参ります!

2013年10月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : よつば院長