よつば動物病院

北海道恵庭市の動物病院、よつば動物病院です。ワクチン、フィラリア予防、避妊・去勢手術はもちろん、トリミング、セルフシャンプー、ペットホテルも行っております。

TEL.0123-32-0428

〒061-1409 恵庭市黄金南7丁目-9-11

飼い方、暮らし方

「しつけ」ってなんだろう?パピークラスレポート。

2月25日、当院に通って頂いている子犬ちゃんたちにお集まり頂き、パピークラスを開催しました。
今回は募集をしてからすぐに満員御礼となりました。
犬にとって生後3〜4ヶ月くらいまでの「社会化期」は、これからの人生(犬生?)に大切な時期。熱心な飼い主さんがたくさんいらっしゃることは当院にとっても嬉しい限りです。

今回参加してくれたのは、あずきちゃん・ポットちゃん・穂乃果ちゃん・しゅんすけちゃんの4頭。

まず一頭ずつフリーにして、慣れない環境の中でどう振る舞うのか観察です。
人が大好きで他の飼い主さんに熱心にアピールするワンちゃん、ちょっと慎重派で安全地帯からなかなか動かないワンちゃん、個性が色々です。「うちの子、臆病で困ったわ」と思っても、「がんばれ!」と無理強いしてはいけません。その子のペースで、時間をかけて見守ること、逃げ場を作ってあげることが大切です。

そしてワンちゃん同士ご挨拶タイム。
ここでも積極的な子、様子をとりあえず観察する子、様々です。輪に入っていけなくても、他のワンちゃんを観察することで勉強になるんです。

 

さらに、ワンちゃんを上手に褒める方法についてトレーナーさんに教えてもらい、ワンちゃんを隣の席まで誘導することにチャレンジ。
大切なのは「犬がわかる方法で褒める」「褒めるタイミング」です。犬はどうしても目線が低いので、それに合わせる必要があるのと、望ましい行動をしたときに瞬時に飼い主さんが反応して褒めてあげることが大事です。

例えば「呼び戻し(オイデ)」を教えたいとき、名前を呼んでワンちゃんがこちらを見た瞬間に「ヨシ!」など声で励ましてごほうびを見せる→近付いてくる最中も褒め続ける→こちらまでたどり着いたらさらに褒めてごほうび、という流れです。

 

床に様々なものが置いてあるのは足触りの練習のためでもあります。今回はビニールや紙袋、バーベキュー用の網など。
頭が柔らかいこの時期に色んな素材の上を歩いてもらい、大人になってもどんな場所でも平気になるように練習します。

 

最後にアキレス腱を咬みながらリラックス。

 

 

1時間半という短い時間でしたが、はじめのワンちゃんの様子との違いにスタッフも目を見張るものがありました。
パピークラス・ジュニアクラスともに不定期の開催ですが、当院に通われている方に優先的にご案内しています。
予約に空きがある場合、ホームページで募集のご案内をしますので、ご興味のある方はチェックをお願いします。

今回ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

パピークラスレポート♪

12月10日、久しぶりのパピークラスを開催しました。

あいにくの大雪でしたが、ルナちゃん・でんちゃん・さんちゃんの3頭のワンちゃんにご参加いただきました。

頭がまだまだ柔らかい子犬の「社会化期」、この時期に様々な経験をすることで、将来のキャパシティーがぐっと広がります。

まず先生のレクチャーを聞いてから、ワンちゃん同士ご挨拶。
飼い主さんもワンちゃんの動きや目線などを観察し、「ワンちゃんの気持ち」を色々と考えてみる練習です。

元気いっぱいのパピーたち、今度はリードを離してみて、みんなで遊ぶ様子を観察。
取っ組み合いをする子たちもいれば、マイペースを貫く子も。
それぞれの個性が見られます。

そしてこの時期に大切なのが「足触りの練習」です。
色んな場所を歩けるように、おやつも使いながら、様々な素材の上に乗る練習をします。

次に練習したのは「呼び戻し」。
名前を呼んで、飼い主さんのところに戻る練習です。
大切なのは「どうやったらワンちゃんに伝わるか?」ということ。
どんなに頭のいいワンちゃんでもやはり人間とは違う動物。
おやつを見せる高さ、声をかけるタイミング等々を先生にアドバイスしてもらいながら練習します。

オスワリもばっちり決まってます!

皆さん楽しんでレッスンを受けて頂いたようで、スタッフにとっても勉強になるクラスでした。

あっという間に過ぎ去ってしまう「社会化期」。
この時期どう過ごしたらいいか?をもっと当院も発信していきたいと考えています。

もう我慢させなくていいんです!

アレルギーや尿結石、腎不全などで処方食を食べているわんこに朗報!
処方食を食べている子の場合は、「処方食以外は与えちゃダメですよー」が原則ですが、それでもオヤツを与えたい飼い主さんの願いを叶えるオヤツが新発売です 😀  😀  😀 
その名も『ペティッツソフトトリーツ』。

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主要アレルゲンをカット、グルテンフリーのアレルギー対応タイプと、尿結石、腎・心不全対応タイプの2種類から選べます。
カ◎リーメイト(チーズ味)を彷彿とさせる香りとほのかな甘みで、嗜好性もばっちり :mrgreen:  :mrgreen: 
約40粒で¥950、¥100オヤツコーナーにお試しサイズもご用意しました!
早くもディーラー品薄状態の人気商品です。
ぜひお試し下さい!!

そのフード、ごはんですか?おやつですか??

最近では専門店に限らず、ホームセンターや薬局、スーパーなどでも、実にさまざまなペットフードが販売されています。
色々な味のドライタイプや缶詰、パウチタイプなど、多くの種類がありすぎて選ぶのが難しいほど。
特に仔犬や仔猫を迎えたばかりの飼い主さんには、「どんなフードを選べばいいですか?」という質問を頂くことが多いのですが、一言で回答するならばAAFCO給与試験をクリアした総合栄養食を選択することです。

 ペットフードの中には、ごはんに見えても正式には「おやつ」や「おかず」扱いのものも混在しています。
日本で販売されているペットフードは、ペットフード公正取引協議会が行う試験の結果をもとに、「総合栄養食」「間食」「その他の目的食」の3つに分類されます。
このうち、日常のごはんとして利用可能なのは総合栄養食のみ。
それ以外のものは、単独でごはんとして用いることはできません。
パッケージだけでは見分けがつきにくい商品もありますが、上記の分類は必ず袋のどこかに書いてあるので、しっかり確認してみて下さい。

 そしてフードの袋にある記載でもう一点注目したいのが、「AAFCO給与試験をクリア」といった表示があるか否か。
AAFCOとはAssociation of American Food Control Officialsの略で、米国飼料検査官協会のことです。
AAFCOの定める基準は世界中のペットフードのスタンダードとして採用されていて、基本的にそのフードと水だけで動物が生活できることを意味します。
AAFCOの定める基準に準じたフードか否かは、各メーカーの試験で確認されますが、確認法にも「成分試験」と「給与試験」の2種類があり、「給与試験」の方がより厳格な評価方法になります。

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 その子の体質や年齢、もちろんコストなど、フード選びの目安は様々。
上記以外にも、オーガニック素材、グレインフリー(穀物を使用していない)など、飼い主さんごとのこだわりポイントも様々ですが、ひとまずはAAFCO給与試験をクリアした総合栄養食を選択するのが最低限の条件です。

 なお、総合栄養食の中でも「特別療法食(処方食)」の記載があるものについては、獣医師が治療の一環として処方することを前提に作られています。
与える種類や時期を間違えると、逆に健康を損ねる可能性もあるので、必ず獣医師の指示で与えるようにしましょう。

 

猫のおしっこを考える。

動物病院には、季節ごとに症例数が増える病気というものがあります。
「◯◯の症例が続いたから、もうこんな季節か〜」というやり取りが、多くの病院では恒例になっています。
そんな動物病院の冬の風物詩(?)のひとつが、猫のおしっこトラブル。
正式には猫下部尿路疾患(FLUTD)と呼ばれたりもしますが、ちょっとした頻尿傾向だけの軽度なものから、ひどい血尿が出る、あるいは逆に尿が出にくくなってしまう重度のものまで、程度は様々です。
特に結石や粘膜のかけらによって尿道が詰まってしまう「尿閉」では、そのまま尿毒症に陥って命に関わる可能性もあるので侮れません。
これらの症状が見られた場合は、すぐに動物病院を受診して下さい。

猫の中でも比較的若いオス猫に起こりやすいおしっこトラブルですが、これを回避するための基本は、とにかく水分をしっかり摂らせて、しっかり排尿をさせること。
多くの猫は冬になると活動性が低下するため、水を飲んだりトイレに行く回数が減ってしまうことが、冬におしっこトラブルが多発する原因になっています。
この点をふまえて、自宅でできる工夫としては以下のような例があります。

 

水分を摂らせるポイント

・水飲み場を増やす
3カ所くらいあると理想的。飮水量は水飲みの数に比例して増加するという研究データがあります。

・水の食器は大きめのものを使う
比較的小さな食器を使っているお家がほとんどだと思いますが、猫はお皿にヒゲが当たるのを嫌います。

・その子の好きな飲み方に合わせる
流水が好きな子ならウォーターファウンテンを使う。食器の素材も金属、プラスチック、陶器で好みが分かれる場合があります。

・ドライフードからウェットフードに変更する。
なかなか水を飲まない子に対してはかなり有効。ウェットフードは80%くらいが水分でできています。
ただしドライフードと比較すると歯石が付きやすくなるので、同時に歯のケアも考えてあげましょう。

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トイレのハードルを下げるポイント

・多頭飼いなら、トイレは頭数+1カ所設ける。
気にしない子は気にしませんが、他の猫が使用したトイレを嫌う場合がほとんどです。

・とにかくこまめに掃除。
想像以上に猫はきれい好き。
最低でも月に1度はトイレの大掃除をしてあげて下さい。

・フードつきのトイレはNG。
猫砂が飛び散らないというメリットはありますが、排泄物の臭いがこもってしまうため猫自身にとってはあまり快適ではありません。

・あまり寒い場所にトイレを設置しない。
想像して下さい。トイレ、我慢しちゃいますよね。

 

こうした少しの工夫で、猫のおしっこトラブルは回避できる場合もあります。
そしてなにより重要なのが、日々の観察。
水の減り方やトイレ砂の固まり具合をしっかり確認してあげて、気になることがあれば早めにご相談下さい。

ジャンボウサギの去勢手術


先日、ゆにガーデンさんのご依頼で、ジャンボウサギのわびすけ君の去勢手術を行いました。
秋田からお嫁さんのこまちちゃんとともにやってきた、ビッグな男の子です。
体重は4.8kg!一般的なウサギの約倍の大きさです 😯  😯  😯

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一般のウサギケージではちょっと窮屈そう。。。

ウサギの麻酔は犬や猫と比べると多少気を遣いますが、今回は導入・覚醒とも問題なし 😀  😀
体格が大きい分、肺活量も十分で、呼吸管理も比較的安心して行えました。

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通常は猫用のマスクを当てて麻酔をかけますが、鼻先が大きくて入りきらないので、犬用のマスクを使用しています。

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ガーゼを当てた上から透明なフィルムで保護します。

ウサギの精巣は細長いかたちをしていて、かつ軟らかいので、体格の割には比較的小さな傷で摘出することができました 🙂
わびすけ君はおっとりした性格ですが、一般にウサギの男の子はテリトリー意識が強く、多少攻撃的になったり、おしっこを飛ばすスプレー行動が見られることがあります。
去勢手術はこうした問題行動の抑制だけでなく、将来的な雄特有の病気(ウサギでは精巣腫瘍がときどき見られます)を防ぐためにも有効な手段です。

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まだ少しぼーっとしています。

約10日前後で抜糸できるようになるので、それまではちょっとだけ我慢してエリザベスカラーをつけてもらいます。

抜糸が済んだらまたいつも通りお客さんと触れあえるようになるので、ぜひゆにガーデンまで会いにいってあげて下さい♪♪
☆余談ですが、ゆにガーデンのレストランはとっても美味しい&ヘルシーで、院長のお気に入りです♪

 

サマーカット、しませんか??

いよいよ北海道も本格的に夏到来!です。
動物たちも熱中症が心配な時期。
昼間のお散歩は控えることと、こまめな水分補給はもちろん、衣替えをできない動物たちにとっては、毛の長さも重要なポイント。
シャツ1枚になれる人間とは違って、1年中毛皮をまとっていることを想像すると、この熱さは耐え難いものですよね 😳  😳 

そこでお勧めなのは、冬の間にふさふさに伸びた毛をスッキリさっぱりサマーカットしてあげること!
今回はマルチーズのウッディちゃんがモデルになってくれました♪

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERAトリミング前は「暑ちぃぃ〜〜〜」という感じだったウッディちゃんも、ほんの2時間ちょっとで・・・

 

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カットが終わって、表情も晴れやか♪ 

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足先はプードルっぽく、つるっと短くしてみました。

この通り、スッキリさっぱりです♪

これなら自宅でのブラッシングやシャンプーも楽チン♪

 

 

 

 

 

 

犬種にもよりますが、ダックスやポメラニアンなどもお勧め。
ちなみに院長は、個人的にポメラニアンのサマーカットが大好きです 😀
そしてさらにお勧めなのは、長毛の猫ちゃん!!
年月をかけてお腹にできた毛玉とともに、長い毛をスッキリ短くすることで、まるで別の猫ちゃんのように生まれ変わります。
ただし猫ちゃんの場合は性格によっては軽い鎮静処置が必要なこともありますので、事前にご相談下さい。

気分一新、サマーカットのわが子と夏を楽しんで下さい 😆 😆

今年も水飲み場オープンです!

病院の花壇に植えてあるラベンダーもすっかり満開で、いよいよ北海道にも本格的な夏が到来です。

当院では今年も入り口横に水飲み場を設置しました 😀 

熱中症対策には、なにより水分補給が最重要!

消毒済みの器も用意してああるので、通院時だけでなくお散歩途中にお気軽にご利用下さい。

熱中症対策については、過去のブログもご参照下さい。

熱中症対策

 

 

犬のエキノコックス予防

道民なら一度は耳にしたことがある寄生虫、エキノコックス
「キツネに触ると危ないらしいよ」とか、「川の水を飲んだら感染するんでしょ」など、色々とご存知の方も多いはず。
実はこの病気、愛犬家にとっては、極めて重要な病気なんです。

ちょっとコミカルな顔つきですが、とても危険な寄生虫です。

ちょっとコミカルな顔つきながら、とても危険な寄生虫。

キツネとの関連ばかりが取り上げられがちなエキノコックスですが、キツネと同様に犬も重要な感染源になります
ちょっとキツネっぽい柴犬はもちろん、キツネとは似ても似つかないシーズーやパグまで全ての犬が、エキノコックスに感染する可能性があります。
いま愛犬の顔を思い浮かべて心配したあなた、ご安心下さい。
万が一あなたのわんちゃんがエキノコックスに感染しても、基本的に何の症状もありません。
よほどの大量寄生の場合でも、軽い下痢をする程度ですし、数ヶ月でエキノコックスは勝手に寿命を迎えていなくなります。

問題はその間、あなたの愛犬は1日最大500万個もの虫卵をうんちと一緒に排出してしまうということです。
卵の大きさは約35ミクロン(0.035mm)、もちろん肉眼では発見できません。
そしてこの虫卵があなたや家族の口に入ってしまうと、腸から血管やリンパ管に侵入して、多くの場合は肝臓に寄生します。
肝臓に入ったエキノコックスはゆっくりと増殖して、約10年かけてあなたの肝臓をぼろぼろにしてしまいます。
残念ながら人がエキノコックスに感染すると、有効な治療薬は存在せず、エキノコックスごと肝臓を切除することがほぼ唯一の治療法です。

実際の調査では、北海道内の飼育犬の0.5%が、外飼いの犬に限れば1%がエキノコックス虫卵を排出していたというデータがあり、道内では毎年20人程度の新規患者が報告されています。
身近なところでは、2006年に千歳市で飼育されている室内犬からエキノコックスが検出された例があり、千歳恵庭エリアも油断はできません。
当院のそばでも時々キツネが歩いてたりするので、当然といえば当然ですが・・・。

ではどんな点に注意すればいいかというと、とにかくネズミを補食させないことに尽きます。
エキノコックスの幼虫はネズミの肝臓に寄生しているので、生きたネズミの補食はもちろん、ネズミの死骸を拾い食いしても感染のリスクはあります。
また、エキノコックスが犬に感染してから、糞便中に虫卵を排出するようになるまでには約1ヶ月(正確には28日)かかるので、1ヶ月おきに駆虫薬を与えることで人への感染をブロックできます

最近ではフィラリア予防と併せてエキノコックスの駆除もできる予防薬が発売になり、当院でも今年からお取り扱いを開始しています。
特にドッグランや山歩きが好きな子や、散歩中の拾い食いが気になる子、ご自宅周辺でキツネやネズミを見かける頻度が高い場合には、ぜひ予防薬の切り替えをご検討下さい。

当院ではエキノコックス(成虫)の標本もご覧頂けますよー。

当院ではエキノコックス(成虫)の標本もご覧頂けます!

エキノコックス予防は、犬のためではなく、あなたと家族のための予防です!!